使い方・解説
生活防衛資金の考え方と、ふところの使い方
生活防衛資金とは
生活防衛資金とは、病気・ケガ・失業・収入の急減といった「もしも」のときに、生活を立て直すまでの間ふつうに暮らすためのお金です。 投資や老後資金とは別に、すぐ引き出せる現金・預金で持っておくのが基本で、ふところはこの「もしもの備えが、いまの家計で何ヶ月もつか」を見える化します。
なぜ「3〜6ヶ月分」が目安なのか
生活防衛資金は「毎月の生活費の3〜6ヶ月分」が一つの目安とよく言われます(参考: 七十七銀行 ファイナンシャルコラム)。 理由は、収入が止まっても次の仕事や給付が始まるまでに数ヶ月かかることが多いからです。目安は人によって変わります。
- 会社員・収入が安定: 3ヶ月分でも回りやすい(傷病手当金・失業給付などの公的な支えがある)。
- 自営業・フリーランス・収入が変動: 6ヶ月分以上が安心。仕事が途切れると収入がゼロになりやすいため。
- 家族が多い・固定費が大きい: 多めに。住居費や教育費は急には減らせません。
ふところでは「毎月の生活費 × 3ヶ月」を一つの基準線として表示しますが、上の事情に合わせて多め・少なめに読み替えてください。
ふところの使い方(入力は3つだけ)
むずかしい家計簿は不要です。次の3つを入れるだけで、これからの12ヶ月の残高推移を試算します。
- いまの現金・預金: すぐ使える残高の合計。
- 毎月の手取り: 税・社会保険を引いた手取り収入。
- 毎月の生活費: 家賃・食費・光熱費などの合計。
入力すると、各月の月末残高と「いちばん薄い月(残高が最も少なくなる月)」が分かります。臨時の収入・支出(ボーナス、車検、旅行など)を月ごとに足すこともできます。 入力値はブラウザの中だけで計算し、保存も送信もしません。
同年代ベンチマークの読み方
「同年代と比べてみる」では、年代・世帯(単身/二人以上)ごとの金融資産の目安と、あなたの位置(おおよその上位何%か)を表示します。これは公的統計にもとづく目安で、入力値を外部へ送信せずサイト内で計算します。
- 中央値と平均の違い: 平均は一部の高資産世帯に引き上げられがちです。実感に近いのは「ちょうど真ん中」の中央値のほうです。
- 上位%はあくまで目安: 統計の区分から推定した概算で、優劣を決めるものではありません。多い・少ないに一喜一憂せず、自分の「いちばん薄い月」が3ヶ月分を割らないかを優先しましょう。
「この出費、今して大丈夫?」(購入前チェック)の使い方
ほしいモノの値段と、いつ買うかを入れると、購入後の12ヶ月の残高を試算して3段階で知らせます。判定はすべてブラウザ内で計算し、送信しません。
- 🟢 購入後も3ヶ月分を維持: いちばん薄い月でも生活費3ヶ月分を下回らない試算です。
- 🟡 3ヶ月目安を下回る: 買えなくはないが、時期をずらす・分割するなど慎重に。
- 🔴 残高がマイナスに: その時期の購入は見送りか、時期の見直しを。
本ページの内容は一般的な情報提供であり、特定の金融商品の勧誘や投資助言ではありません。最終的な判断はご自身の状況に合わせて行ってください。詳しくは このサイトについて をご覧ください。